イタリア旅行中に一目惚れでマキネッタを購入したmoka_latteです。
ブラジル Santa Clara 農園の探究、ついに完結編です。
前回の検証(挽き目13.5)では、素晴らしい質感と甘みを引き出せた一方で、冷めた時の「粉っぽさ」が課題として残りました。この微かなノイズを消し去り、この豆の良さだけを100%引き出すため、今回は13.6と13.7という、極限の微調整に挑みました。
1.豆の基本情報
| 焙煎所 | LIGHT UP COFFEE |
| 産地 | ブラジル Santa Clara 農園 |
| 品種 | Yellow Topazio |
| 精製方法 | Natural |
| 焙煎度 | 浅煎り |
2.抽出データ:最終検証
基本レシピを遵守し、挽き目の差だけにフォーカスしました。
| 豆の量 | 12.0g |
| 挽き目 | Varia VS3:13.6 vs 13.7 |
| 湯量 / 時間 | 200g / 計3分30秒 |
3.レビュー:13.6と13.7の比較
狙い通り、どちらの設定も13.5で課題だった「冷めてきた時の粉っぽさ」が見事に改善されていました。リンゴのような酸、じんわりとした甘さ、ココアのフレーバーは維持されていて、非常に完成度の高い一杯でした。
その上で、両者の僅かな違いを記録します。
- 挽き目 13.6:こちらの方が、僅かに酸味を綺麗に感じられた。よりクリーンで洗練された印象。
- 挽き目 13.7:こちらの方が、僅かに甘さを有意に感じられた。ふくよかな味わいでホッとする印象。
両者は本当に僅かな差であり、ここは完全に「好みの領域」と言えるでしょう。
4.考察:この豆のスイートスポット
今回のブラジル Santa Clara 農園における探究の結果、この豆の魅力を最大限に引き出す「スイートスポット」に辿り着きました。
優しい酸味としっかりした甘さを特徴に持つこの豆は、午後にホッとしたい時に最適です。その日の気分やシーンに合わせて、私は以下のように使い分けるイメージを持ちました。
- 13.6(よりクリーン):仕事中の合間など、優しく綺麗な酸味でリフレッシュしたい時に。
- 13.7(甘み有意):一日の仕事を終えて帰宅した後、静かに一息つきつつコーヒーの甘みに身を委ねたい時に。
グラインダーのコンディション変化から始まった今回の検証でしたが、最終的にはこの豆のスイートスポットに辿り着くことができました。また同じ豆を使っても、0.1刻みの微調整が、生活の異なるシーンに彩りを与えてくれる僅かな違いを演出できることを確認することができました。これこそが、一人分を丁寧に淹れるエアロプレスの醍醐味だと改めて感じました。
環境が変わっても、自分にとっての「最高の贅沢」をデザインする旅は続きます。
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