イタリア旅行から始まるマキネッタの旅

マキネッタ(モカポット)で淹れた濃厚なコーヒーは「モカ」と呼ばれます。私はこの「モカ」とミルクを合わせたドリンクを、親しみを込めて「モカ・ラテ」と呼んでいます。「モカ・ラテ」は自宅で簡単に作ることができるうえに、エスプレッソを使ったカフェ・ラテにも負けない美味しさがあります。このブログでは、「モカ・ラテ」のレシピやレビューを通して、あなたの日常を少し豊かにするマキネッタの旅をご案内します。

【レビュー】【シングルオリジン】【モカ・ラテ】深煎り・ナチュラルの果実味とチョコレート感の共演

 イタリア旅行中に一目惚れでマキネッタを購入したmoka_latteです。

 「自宅で楽しむ贅沢なモカ・ラテ」をテーマに、基本レシピを元に私が試行錯誤していく様子をお楽しみください。

 今回はSCAJ2025で手に入れた深煎りのシングルオリジンです。試飲したときは果実感、甘さ、濃厚さが共存した贅沢なコーヒーでした。こちらを使ってより贅沢なモカ・ラテを追求していきます。それでは、マキネッタの旅へどうぞ。

<私の基本レシピはこちら>

【基本レシピ】【モカ・ラテ】モカの抽出レシピとモカ・ラテの黄金比 - イタリア旅行から始まるマキネッタの旅

 

1.豆の基本情報

  • 焙煎所:THE COFFEESHOP
  • 産地:Ethiopia Gersi, Yirgacheffe
  • 品種 / Grade:74112,74110 / G1
  • 標高:1900-2300m
  • 精製方法:Natural
  • 焙煎度:Dark Roast

2.モカ抽出データ

  • 豆の量:17.0g
  • 挽き目:VariaVS3の6.5(基本レシピから変更なし)
  • 抽出時間:49秒

3.レビュー① 〜モカとして〜

  • 風味:レーズン熟したぶどうのようなフレーバーと酸味あり。
  • 味:深煎りならではの濃厚さと甘さも併せ持つ。
  • 課題と考察:後味に舌に残るざらつきをやや感じる。抽出時間が49秒と長く、過抽出気味だった可能性が高い。豆のポテンシャルが高いだけに、このざらつきが惜しい。

4.レビュー② 〜モカ・ラテとして〜

  • 味: 深煎り豆のラテらしく、コーヒーの濃厚さはしっかりと感じる。
  • ​フレーバー:モカの持つレーズンや熟したぶどうのフレーバーはミルクに負けずにしっかり残っている
  • ​余韻:後味にはミルクチョコレートの余韻が長く続き、贅沢感を醸し出している。
  • 総合評価:★★★★☆(星4つ)

今日のモカ・ラテ



5.総評

  • 総合評価の理由:
     モカ単体のざらつきはあったものの、ミルクと合わせた時の「ミルクチョコレートの余韻」は格別です。豆のポテンシャルは非常に高く、このままでも「贅沢な一杯」として十分成り立つものの、ざらつき克服への伸び代に期待を込めて星4つとしました。
  • 次回に向けて:
     49秒という抽出時間から、やはり過抽出の可能性が高いです。次回は挽き目を6.7などもう少し粗めに設定して再挑戦したいと思います。それにより、ざらつきが消え、レーズンのような風味をより豊かに感じられることを期待します。

 

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【基本レシピ】【モカ・ラテ】モカの抽出レシピとモカ・ラテの黄金比 - イタリア旅行から始まるマキネッタの旅

【レビュー】【無印良品】【モカ・ラテ】定番ブレンド、無印良品のミディアムテイストに挑む

 イタリア旅行中に一目惚れでマキネッタを購入したmoka_latteです。

 今回の記事からいよいよコーヒー豆のレビューに入ります。「自宅で楽しむ贅沢なモカ・ラテ」をテーマに、基本レシピを元に私が試行錯誤していく様子をお楽しみください。

 記念すべき1杯目は、多くの人が挑戦しやすい「無印良品のミディアムテイスト」です。それでは、マキネッタの旅をお楽しみください。

<私の基本レシピはこちら>

【基本レシピ】【モカ・ラテ】モカの抽出レシピとモカ・ラテの黄金比 - イタリア旅行から始まるマキネッタの旅

 

1.豆の基本情報

 

2.モカ抽出データ

  • 豆の量 :17.5g

  • 挽き目 :Varia VS3の6.5(基本レシピから変更なし)

  • 抽出時間:36秒

 

3.レビュー① ~モカとして~

  • 風味:コーヒーらしいコーヒーの香りで、際立った個性はないものの安心感がある
  • 味:最初はエチオピア由来と思われるすっきりとした酸味を感じ、後味にかけて苦みを感じる。
  • 今回の課題:後味にややざらつきを伴う苦味が残った。抽出時間は40秒を切っていたが、過抽出傾向だった可能性がある。

 

4.レビュー② ~モカ・ラテとして~

  • 香り:ミルクの甘い香りが引き立ち、心地よさを感じる。
  • 味:モカ単体ではやや気になった苦みだったが、ラテにするとミルクの甘さを引き立たせる要素に変化。全体としてはバランスの取れた印象になった。
  • 余韻:液体を飲み込んだ後、ほのかなナッツ系の香りが心地よく感じられる。
  • 総合評価:★★☆☆☆(星2つ)

    今日のモカ・ラテ

 

5.総評

  • 総合評価の理由:
     ミルクの甘さが引き立つモカ・ラテですが、もともとの豆の個性が控えめなぶん、「贅沢な一杯」としてのインパクトは星2つとしました。コーヒー豆の個性を感じたい方はドリップなどで飲むほうがおすすめです。しかし、日常使いとしては、その飽きが来にくいバランスの良さが魅力です。(※2杯分約125円(コーヒー豆83円、ミルク約42円)という価格も、日常的な使用を後押ししてくれるでしょう。)
  • 次回へ向けて:
     モカ単体で感じたざらつきや雑味は、今回の設定(挽き目6.5)では過抽出傾向だった可能性が高いです。このざらつきや雑味を抑えるために次回は挽き目を6.6や6.7に粗くして再チャレンジしてみようと思います。雑味が抑えられるとエチオピア由来の華やかな香りやブラジル、コロンビア由来の甘みを一層感じられる贅沢なモカ・ラテになることを期待します。

 

<私の基本レシピはこちら>

【基本レシピ】【モカ・ラテ】モカの抽出レシピとモカ・ラテの黄金比 - イタリア旅行から始まるマキネッタの旅

【基本レシピ】【モカ・ラテ】モカの抽出レシピとモカ・ラテの黄金比

イタリア旅行中に一目惚れでマキネッタを購入したmoka_latteです。

今回の記事では

  1. 私が愛用するマキネッタ
  2. 私の基本的なモカ抽出レシピ
  3. モカ・ラテの黄金比モカとミルクのバランス)
  4. まとめ

についてお話しします。

一目惚れでマキネッタを購入した後、webサイトやyoutube等でマキネッタの使い方、レシピを調べ、実際に試行錯誤を重ねてきました。その中で私がたどり着いた基本レシピをご紹介します。このレシピは、これから公開する予定のレビュー記事の土台となります。

 

1.私が愛用するマキネッタ

私が使用しているマキネッタは、ビアレッティ社のモカ・エクスプレス、アルミ製、カップです。マキネッタの中では超定番と言えるものだと思います。これを使って普段は2人分のモカ・ラテを作っています。できあがる1人分のモカ・ラテは約200mLになります。

私が愛用するマキネッタ

2.私の基本的なモカ抽出レシピ

 私の基本レシピは、「豆の量、水の量、火力」を固定し、「挽き目」のみで味を調整するシンプルな方法です。この方法は再現性が高く、豆の個性を引き出しやすい設定だと考えています。

  • 豆の焙煎度:浅煎りから深煎りまでどんな焙煎度でも可
  • 使用する豆の量:17~18g
  • 使用グラインダーと挽き目:Varia VS3で6.5
  • タンクに入れる水の量:約140mL(安全弁の下まで)
  • 火加減:マキネッタの底から火がはみ出さない程度の弱火
  • 抽出時間:20~40秒(あくまで目安です)

【焙煎度について】一般的に浅煎り豆だと華やかな香りの軽いラテに、深煎り豆だと濃厚なコクのあるラテに仕上がります。

【豆の量について】使用する豆の量は、焙煎度に応じて微調整します。深煎りほど密度が小さいため、深煎りは17g、中煎りは17.5g、浅煎りは18gを目安に、バスケットに均等に詰まる量を調整します。

【挽き目について】コーヒー豆を挽く際、エスプレッソを淹れる時のような極細引きではうまく抽出できず、ドリップのような粗さではマキネッタの良さを十分に引き出したモカにはなりません。その中間である6.5を基本にしつつ、抽出されたモカの味をみて微調整します。

【水の量について】タンクに入れる水の量は約140mLと記載しましたが、これはタンクの内側にある安全弁の下側まで水を入れたおおよその量です。水位が安全弁を超えていると、タンク内の圧力調整がうまくいかず、最悪熱湯が噴出する恐れがありますので、必ずご注意ください。

【抽出時間について】ここでの抽出時間とは、モカが抽出され始めてから抽出が終わるまで(火を消すまで)の時間です。抽出時間はあくまで目安ですが、だいたいこれくらいの範囲であればおいしいモカが淹れられていることが多いです。味をみて挽き目を微調整する際に参考となる値なので、可能であれば測定しておくことをお勧めします。

 

3.モカ・ラテの黄金比モカとミルクのバランス)

 抽出したモカをミルクと合わせる際の黄金比は、「モカ:ミルク=1:2〜3」です。この比率が、コーヒーの個性を感じつつ、ミルクと調和するバランスの取れた味わいを生み出します。

  • 私の比率: 抽出したモカ120mL に対し、ミルク 280mL を加えます。

  • 計算上の比率: モカ:ミルク = 1:2.3

 この比率で、コーヒー豆の個性を感じつつ、ミルクと調和した美味しさも感じることができる贅沢なモカ・ラテに仕上がります。

 もしこのレシピを試していただいたうえで、もっとコーヒーの味を楽しみたい場合はミルクを少なく、逆によりマイルドに仕上げたい場合はミルクを多くして、自分好みの味わいを見つけてください。

 

4.まとめ

 今回ご紹介したレシピは、「変数を挽き目だけに絞る」ことで、モカ・ラテの再現性を高めることを狙いとしています。

 調整がはまり、豆の個性が活きたモカ・ラテを淹れることができたら、カフェで飲むカフェ・ラテにも負けない美味しさになります。この記事がそんな最高の贅沢への足掛かりとなれば嬉しいです。

 

 次回からは、この基本レシピをベースに、コーヒー豆ごとにレシピを調整していく様子をお届けする予定です。ぜひ、私の「モカ・ラテ」探求の旅にお付き合いください。

 

 

【プロローグ】イタリア旅行とマキネッタとの出会い

 はじめまして。moka_latteと申します。このブログでは、モカ・ラテのレシピとレビューなどを通してマキネッタの魅力を発信していきます。少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。

 

 私はもともと家ではハンドドリップコーヒーを淹れていました。豆は近所の焙煎所から購入するものの、グラインダーはプロペラ式、ドリッパーはなんとなくエコっぽいという理由でペーパーがいらない素焼きのもの(セラポッタなどが有名でしょうか)を使っていた、ごく普通のコーヒー好きでした。そんな私とマキネッタの出会いは、新婚旅行で訪れたイタリア・トレビの泉の近くにあったビアレッティ社の販売店でした。

 

 観光中だったにもかかわらず、私はショーウィンドウから覗くおしゃれなマキネッタに魅かれて思わず入店しました。そこには小さいもの・大きいもの、シルバーのもの・カラフルなものと実に様々なマキネッタがずらりと並んでいて、とても素敵な店内でした。

 マキネッタは、その可愛らしい見た目も魅力的ですが、イタリアの家庭では最低1つは持っていて長く大事に使っていくものだと聞き、そのストーリー性にも魅力を感じました。

 この時点ではマキネッタの使い方は全く知らなかったものの、マキネッタの魅力にとりつかれた私は、その場で1つマキネッタを購入したのでした。

 

 今は私なりの基本の抽出レシピを確立し、それをベースに豆ごとに微調整しながらモカ・ラテを楽しんでいます。しかし、ハンドドリップやエスプレッソのレシピと比べ、マキネッタの詳細なレシピはまだまだ情報が少ないのが現状です。

 そこで、私の基本レシピや豆ごとに微調整したレシピやそのレビューを通して、マキネッタの魅力を発信していきますので、ぜひお付き合いください。